6月19日(日)16:45ー18:15
カーボンニュートラルとその先に描く自然との共生
■目的
改正温暖化対策推進法に基づき、再生可能エネルギー導入促進区域の設定等、脱炭素に向けた自治体でのランドスケープレベルでの計画策定が 2022 年春から本格化する。
自然豊かな地域においては、特に再生可能エネルギー施設の導入と生物多様性の保全の統合への配慮が必要となる。いかにゾーニングを行い、環境を保全し、地域文化を守り育てていくのか、地域住民を中心に産学官民が知恵を絞り連携してランドスケープ計画を策定していく必要がある。
そこで本フォーラムでは、再生可能エネルギー導入と生物多様性保全の統合を図るためのランドスケープ計画策定のための、調査やゾーニング、地域での合意形成に向けた利害調整、地域の環境保全取組みに関わっている立場の異なる実務者による話題提供及び討論を行い知見の共有を図るとともに、カーボンニュートラルのその先に、どのような環境や暮らしを実現したいのか、そのためにはどうしたらよいのかを考える契機とすることを目的とする。
■主な参加者と役割
話題提供
再生可能エネルギーと自然環境の保全、特に野生生物行政の取組
則久雅司 環境省自然環境局野生生物課長
各地域に適した自然エネルギーを活用しながら、地域の課題を解決し、魅力を引き出す
磯野謙 自然電力株式会社代表取締役
羽幌町における風力発電の状況と海鳥保護に向けた取り組み
濱野孝 羽幌シーバードフレンドリー推進協議会会長
地域における再生可能エネルギーの合意形成と利害調整
寺林暁良 北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科
司会 進行/導入及び総括
中尾文子 北海道大学公共政策大学院
■連携する団体
環境省自然環境局野生生物課、自然電力株式会社、羽幌シーバードフレンドリー推進協議会、北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科、北海道大学公共政策大学院